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草と言葉

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アジアンタム

自然感察5・7・5
北風も 気持ちよさげな アジアンタム

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凄い北風に思わずコートの前を合わせて帰宅。
雨戸を閉めようと、窓を開けると、隣の家の塀との
狭い隙間に、青々とした植物たちが揺れていました。
ああ、これらのシダは常緑なんだなあ、と改めて認識しました。
一年中ほとんど日の当たらないところに
自然に生えだして繁殖しているアジアンタム。
やわらかな葉に見えるのですが冬の寒さにも乾燥にも耐えて
青々、つやつやして、北風もどこ吹く風、といった感じです。
常緑の草本はカンアオイ、ジャノヒゲなど
葉が厚くていかにも冬の寒さに強そうな印象がありますが
シダは冬枯れるものと、残るものとが葉の印象だけではわからない気がします。
触った感じなど違うのかもしれません。
今度もっとよく観察してみよう、と思いました。

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# by nabana05 | 2015-02-15 17:43 | 季節

コブシの芽

自然感察5・7・5

コブシの芽 コート着替えて ふくらまん 

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コブシの冬芽はあたたかそうな毛皮のコートを着ていて、
早春、その芽がふくらむのを
楽しみにしている人が多いのではないでしょうか。
芽がふくらんでくると、コートが小さくなってきます。
小さくなると、一番上のコートは脱いでしまうようです。
するとその下に次のコートが一回り大きく成長しています。
何回か着替えるころには気温も上がり、
いよいよ開花となるのですね!
コブシが咲きだすと春爛漫ももう間近。
今年も花粉に負けずに出歩こうっと。

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# by nabana05 | 2015-02-13 21:10 | 草と木

だるまさんがころんだ

自然感察5・7・5
寒ツグミ 跳ねて止まって すまし顔

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近所の公園でツグミを見つけました。
秋になるとシベリアなどからやってくるツグミ。
チョチョチョっと跳ねては
止まって背筋をピンと伸ばす感じで止まります。
よく言われているように
ほんとに「だるまさんがころんだ」みたいです。
ツグミが地面に降りているのをよく見かけるのは
寒さが一段と厳しくなって
木の実が食べつくされてきたころ。
地面に降りて
落ちている実やミミズなどを食べます。
地面に降りているツグミは
真冬の風物誌というわけです。
これから春先までは鳥にとっては餌が少ない
厳しい時期。無事北の国に帰れますように!

※1、寒ツグミという言葉は適当に作っただけで、たぶんこういう言葉はないと思います。
※2、望遠レンズがほしい…。

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# by nabana05 | 2015-01-19 20:39 | 虫と動物

こはるびに

自然感察5・7・5

こはるびに 翅を休めて 何思う

11月の終わりにとても気温が上がって暖かな一日がありました。
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冷たい雨の日のあとで人ばかりでなく
黄色い蝶やテントウムシも出てきていい感じです。

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ふと足元を見るとノゲシが咲き
翅の破れたツマグロヒョウモンが…。
まだいたのかい、という感じです。
きっと蜜を吸っているのでしょう。
成虫で冬は越さないでしょうから
わずかな命かもしれないけど
おいしい蜜を味わってほしいものです。

元気にたくさんの白い小さなガが飛び回っていました。
フユシャクの仲間でしょう。
とまる時間を惜しむかのようにやたら飛んでいました。
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やっととまってくれたのを何とか撮りました。
クロスジフユエダシャクというのだと思います。
フユシャクは天敵の少ない冬を選んで活動しますが
ほとんどが夜行性。
このクロスジフユエダシャクは昼間飛ぶので
よく目立ちます。

と老眼の目にぼんやりと小さな線対称のものが目に入りました。
ついこの間までは直接なんでも見えたのですが、
老眼になると「線対称」の小さなものは「生きもの」という見方でみつけるようになるのです…。
カメラのファインダーで覗いてピントを合わせると
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フユシャクのメスです。
自力で見つけたのは初めてで一人喜びました。

これも立派な「ガ」。クロスジフユエダシャク♀。
フユシャクの仲間のメスは翅が退化してしています。
フェロモンを出してオスの飛来を待つのだそうです。
そしてフユシャクの仲間は冬に繁殖行動をする道を選んで進化したために
口は退化して餌を食べることはないそうです。

最後までノゲシの蜜を吸おうとするツマグロヒョウモンとは
生きるすべが全く違う。
当たり前のことですが、生きものは多様な生き方を選んで進化したため
それぞれ生き残ってきたのですね。
(都内公園にて)

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# by nabana05 | 2014-12-02 17:37 | 虫と動物

落ち葉いろいろ

自然感察川柳
お日様の 絵筆木の葉を 染め分ける

草と言葉復活です!
野暮用で少々忙しかったのを口実にしばらく(1年近く!)ブログをお休みしていました。
またぼちぼち更新していこうと思います。

落ち葉の季節。
「え、この木もこんなにきれいに紅葉するんだっけ?」
と私が思う代表的な木は「ケヤキ」です。
ときどき大木が燃えるように輝いていてどきっとします。
でも、この色はすぐにうつろってしまう感じです。

ケヤキの落ち葉を集めてみました。
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木全体がこの深い赤に染まっていることがあります。
でも落ち葉を持ち帰ってもすぐに色が変わってしまいます。

下の写真はみんなケヤキの落ち葉です。
色んな色に染まっていました。
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「何色」といえばいいのかな。
本で調べてみよう!
「色の手帖」や「日本の伝統色」という本を開いてみました。
一番左は「刈安色」というのが近そうだ。
ふむふむ、イネ科の植物カリヤスで染めた色…。
左から2番目は黄朽葉色?そのとなりは飴色。
一番右は鳶色とか小豆色。ガーネットも近い。

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この一番左の色、明るくてきれいな色。
「照柿」というのが近いのかな?
あとはくちなし色、菜の花色、きはだ色?
かなり適当です…。

色探し、ぴったり合わせるのはなかなか難しい。
でもしばし、自然の色を繊細に眺めていた先人の感覚に近づけました。

桜の葉や紅葉の葉の色はケヤキよりは長持ちするようです。
一日でぜんぶ茶色っぽくなってしまうケヤキですが
はかないだけに今の一瞬の色がいとおしい。

おまけ、ヤマボウシ。
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# by nabana05 | 2014-11-26 16:48 | 草と木

先取り

自然感察川柳
ファッションも 花も先取りで 
差をつける


 今日、ニュースで今年の流行色はビビッドカラーと言っていました。
まだ少し寒いですが、春の流行色を早くも身につければ注目を集めることまちがいなし!
 おしゃれなタレントさんが、ファッションは遅いのはだめでちょっと早いのがいい、と言っていました。
 つまり冬に春の服を、春に夏の服を、という先取りの方がおしゃれなのだそうです。

 私はずるずると前の季節の服をひきずるたちなのでせめて先取りの娘を探してみました。

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 昨日新宿に咲いていたソシンロウバイ。
 芳香が漂い、光沢のある花被片が美しい。
 これは栽培品種でもとのは下の花。

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 ロウバイ。これも昨日千駄ヶ谷で撮影しました。
 ソシンロウバイの方が花がおおぶりで華やかですが
 こちらの花被片の方が少し透明感がある感じで
 私は好きです。
 こちらは真ん中の花被片が赤っぽくなっています。
 中国の原産で江戸時代の初期に渡来したそうです。

 ロウバイ属の学名はChimonanthus。意味は「冬の花」。
 ロウバイの種小名はpraecox。意味は「極めて早く現れる」。
 ロウバイはいち早く咲くのが一番の特徴なのですね。。
 明るく目立つ黄色い色に芳香も加えて
 虫を引き寄せます。
 でも、厳寒期のせいか、あまり虫が来ているのをみかけません。
 そのかわり、ヒト(カメラつき)はたくさん引き寄せられているようです。

 初夏にはソシンロウバイもロウバイもめでたく受粉したくさん実をつけているのをみかけます。
 
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 仲間たちはなぜかこれを「こぶたちゃん」と言います。
 頭の固い私にはさいしょよくわからなかったのですが
 ピンクの胴体と前の開いたところが鼻かなー?と思えます。

 この実、なにをしたいかよくわからないところがあります。
 散布方法がよくわからないのです。
 風に飛ぶでもなければ、タネの大きさからして鳥も散布できないでしょう。
 熟すと堅そうで動物が周りを食べるとも思えません。
 中には平べったいタネが数個~十数個入っています。
 実の出口は小さくて、裂けてタネを落とすわけでもなく、
 どうやって増えようとしているのでしょう。
 何か私にはわからない秘密があるのかもしれません。

 日本にもともとなかったロウバイだけど、
 今は多くの人に春の風をいち早く届けてくれます。

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# by nabana05 | 2014-01-29 11:31 | 草と木

春を待つ

自然感察川柳
守られて ぎゅっと縮んで 春を待つ

杉並の公園の作業で出会ったものたちです。
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ふきのとう。
やっとひとつ、まんまるな花芽です。
まだ堅そうです。


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コクサギ。
重ね着コートの縁取りがちょっとおしゃれ。



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春を待つ顔1サンショウ
なんて言ってるのかな。



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春を待つ顔2ゴンズイ
優しそうな女の子?


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アオキは少しほどけています。
早くに花を咲かせてくれそうですね。


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ここにも春を待つものが…。
わかりますか?
アップしてみると…


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このサナギはほんとに周りの色と同じような色になっています。
アゲハチョウのさなぎだと思います。
このチョウがじっと春を待ち、無事羽化するとき
いろんなものがのびのびと展開していることでしょう。


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# by nabana05 | 2014-01-23 10:45 | 季節

セツブンソウ

自然感察5・7・5

セツブンソウ けなげに咲くや 寒のうち
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 この写真は1月12日に撮りました。
 節分のころ見ごろを迎えるというセツブンソウ。
 早くも数株咲いていました。
 武蔵野の朝は寒く、この日も-3度を下回っていたのに。
 春だけ地上に姿を表すスプリンブエフィメラルのなかでも
 もっともはやく花を咲かせます。
 そしてほかの花が咲き出すころには
 姿を消してしまいます。
 花も決して丈夫な感じではなくはかなげなので
 なんだかあたためてあげたくなりますが
 他の植物の出てこない時期、日光を独占する道を選んだのですね。
 4年間かけて花を咲かすことができる株に
 成長するのだそうです。


 
 今年はどんな生きものに会えるかな。
 そしてどんな写真が撮れるかな。
 昨夏エイヤ!と購入した一眼レフ。
 まだ、交換レンズは購入していないので
 望遠やマクロはきかないのですが
 それにしてももう少しマシな写真が撮れるようになりたいものです。


 いろいろあってしばらくお休みていたブログですが
 また少しずつ更新していきたいものです。

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# by nabana05 | 2014-01-20 17:23 | 草と木

小鳥の気持ち

自然感察川柳
小鳥なら どれがいちばん 
       おいしそう?


 きれいな実の季節です。
 最近撮ったものからきれいな実をピックアップ。

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ニシキギ。小さいけどかわいい。

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スズメウリ。丸い形と上品なつやがなんだか石の細工みたい。

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サネカズラ。はなやかです。

 きれいでかわいい実たち 。
 鳥にとってはこれがごちそうです。
 どれがおいしそうに見えるのでしょう。
 サネカズラは『京鹿の子」という和菓子を思わせて
 私にはたいへんおいしそうに見えます。
 でももし小鳥だったら
 口の大きさにも会いそうなニシキギが
 おいしそうと思うでしょうか。
 白いのはちょっとやはり甘い感じはしないですね。

 ニシキギは確かに鳥は好むようですが
 毒があるようだから味見はだめ。
 毒があると一羽でたくさん食べるという事が出来ず
 少量ずつたくさんの鳥が食べてくれるから
 タネを分散させるための戦略となっている、
 と本で読んだことがあります。
 その本ではナンテンの毒性の説明が書いてあったのですが
 ニシキギも同じかな?
 かわいくても油断できません。

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# by nabana05 | 2013-10-25 18:06 | 草と木

チョウの舞

自然感察5・7・5
次世代へ 命のリレー チョウの舞

小石川植物園に行きました。
なんと小学校の遠足以来です。

見慣れた木々と近縁の珍しい木々が次々と
あらわれますが
それらが、みな大木なので
なんだかおとぎの国みたいです。

さて、チョウがたくさん乱舞していました。

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イチモンジセセリ。
ニンジンボクの仲間らしい木の枝の上にじっと止まって
翅を広げました。一休みでしょうか。

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アカボシゴマダラ。小さめなのでオスではないかと思います。
イチモンジセセリと同じ木の葉の上で
翅を開いたり閉じたりしています。
何をしているのだろう、と思っていると一回り大きな
アカボシゴマダラが飛んできてペアになりました。
オスがフェロモンか何かでメスを呼んでいたのでしょうか?

近くの実生のクスノキでは、アオスジアゲハが
美しく翅をふるわせながら葉にとまってはまた飛んで次の葉に移っていました。
卵を確認したわけではありませんが産卵しているように見えました。
これは写真は撮れませんでした。

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ジャコウアゲハが地面近くの低いところで翅をふるわせていました。
よく見るとウマノスズクサに産卵中。
思わず連写しました。
と思いきや、家に帰って写真を見たら
産んでいないのです。
もしかしたら、カメラが気になってやめてしまったのかな。
悪いことしました。

そのほかにもツマグロヒョウモン、ヤマトシジミ、ナミアゲハなどなど
たくさんのチョウが吸蜜のみならず、ペアになって舞っていました。

秋蝶は俳句ではさびしげなイメージがありますが
これから繁殖、産卵し、次世代はそろそろ越冬するかもしれません。
ますます活発な季節を迎えたようです。

 

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# by nabana05 | 2013-09-07 14:37 | 虫と動物