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草と言葉

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見上げれば雨雲

自然感察  5・7・5

驟雨やみ かまきりはまだ 雨宿り

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今日は台風からの熱帯低気圧が
ときおり強い雨を降らせたけれど
おおかた曇りでした。
雨が止んで1時間以上過ぎていたので
このカマキリがほんとに雨宿りをしたままで
ここにいたのかどうかはほんとはわからないけれど
そういうことにしてしまいました!

この夏は東京ではほんとに雨が多かった。
見上げれば雨雲。
降らないまでも、乾燥した抜けるような夏空は
少なかったように思う。
晴れている日も蒸していた。

広く日本を見れば、年々過激になる豪雨災害。
「観測史上最高」という言葉に驚かなくなってしまった。
世界を見れば、永久凍土の中のメタンガスが放出されるという。
毎年毎年より大きな災害が日本で、世界で起こっていくのだろうか?

一匹のカマキリから妄想が広がった。
妄想ならいいのだけれど。

ヤマハギ(たぶん)も雨上がり、風に揺れていました。
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# by nabana05 | 2016-09-08 17:15 | 季節 | Comments(0)

キツネノマゴは人気者

自然感察5・7・5

次々と 花のさかずき
  飲みほされ

キツネノマゴ
なんだか意味はよくわからないけど
可愛い名前です。
孫はどの孫も目に入れても痛くないほどの
人気者に違いありませんが
このマゴも大人気。

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まとまって咲いているとその周りはチョウやハチが飛び回っています。
この小さな花の何がそんなにひきつけるのでしょう。
意外と栄養豊富なのでしょうか。

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こんな顔の花。上の花びらはふくろうの顔みたい。
魅力の秘密を聞いてみたいものです。



 


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# by nabana05 | 2016-09-03 22:16 | 草と木 | Comments(2)

ネコジャラシ

自然感察5・7・5 

ねこ呼んで 振ってみたいな
 ネコジャラシ

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ネコジャラシ。
子どものころ、抜いては振りながら歩いていました。
柔らかな穂の感じとネコジャラシという名前とが
あまりにぴったりだったのでしょう。
ネコが喜ぶ草だと聞いて、振りながら歩くと
自然とネコが寄ってくると思っていました。
もちろん一度も来たことはなかったです。
エノコログサという名で図鑑に載っていますが
こちらも犬ころ、から来たとのことです。


さて、また一年半も更新せずに過ごしてしまいました。
この間大切な家族を天国に見送りました。
この間いつもと異なる忙しい毎日の中で
ふと小さな生きものたちの営みに気付いたり
季節の変化を感じるときがありました。
せつない気持ちにもなりましたが
同時にその瞬間は癒されました。
ときには自分もこの生き物たちと一続きの存在ということを
じっと思うこともありました。
自然を見つめる癖がついていてよかったのかもしれません。

そろそろ再開して、また小さな自然を自分なりの言葉で
紡いでいけたら、と思っています。
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# by nabana05 | 2016-08-29 18:02 | 草と木 | Comments(2)

アジアンタム

自然感察5・7・5
北風も 気持ちよさげな アジアンタム

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凄い北風に思わずコートの前を合わせて帰宅。
雨戸を閉めようと、窓を開けると、隣の家の塀との
狭い隙間に、青々とした植物たちが揺れていました。
ああ、これらのシダは常緑なんだなあ、と改めて認識しました。
一年中ほとんど日の当たらないところに
自然に生えだして繁殖しているアジアンタム。
やわらかな葉に見えるのですが冬の寒さにも乾燥にも耐えて
青々、つやつやして、北風もどこ吹く風、といった感じです。
常緑の草本はカンアオイ、ジャノヒゲなど
葉が厚くていかにも冬の寒さに強そうな印象がありますが
シダは冬枯れるものと、残るものとが葉の印象だけではわからない気がします。
触った感じなど違うのかもしれません。
今度もっとよく観察してみよう、と思いました。

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# by nabana05 | 2015-02-15 17:43 | 季節 | Comments(1)

コブシの芽

自然感察5・7・5

コブシの芽 コート着替えて ふくらまん 

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コブシの冬芽はあたたかそうな毛皮のコートを着ていて、
早春、その芽がふくらむのを
楽しみにしている人が多いのではないでしょうか。
芽がふくらんでくると、コートが小さくなってきます。
小さくなると、一番上のコートは脱いでしまうようです。
するとその下に次のコートが一回り大きく成長しています。
何回か着替えるころには気温も上がり、
いよいよ開花となるのですね!
コブシが咲きだすと春爛漫ももう間近。
今年も花粉に負けずに出歩こうっと。

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# by nabana05 | 2015-02-13 21:10 | 草と木 | Comments(0)

だるまさんがころんだ

自然感察5・7・5
寒ツグミ 跳ねて止まって すまし顔

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近所の公園でツグミを見つけました。
秋になるとシベリアなどからやってくるツグミ。
チョチョチョっと跳ねては
止まって背筋をピンと伸ばす感じで止まります。
よく言われているように
ほんとに「だるまさんがころんだ」みたいです。
ツグミが地面に降りているのをよく見かけるのは
寒さが一段と厳しくなって
木の実が食べつくされてきたころ。
地面に降りて
落ちている実やミミズなどを食べます。
地面に降りているツグミは
真冬の風物誌というわけです。
これから春先までは鳥にとっては餌が少ない
厳しい時期。無事北の国に帰れますように!

※1、寒ツグミという言葉は適当に作っただけで、たぶんこういう言葉はないと思います。
※2、望遠レンズがほしい…。

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# by nabana05 | 2015-01-19 20:39 | 虫と動物 | Comments(0)

こはるびに

自然感察5・7・5

こはるびに 翅を休めて 何思う

11月の終わりにとても気温が上がって暖かな一日がありました。
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冷たい雨の日のあとで人ばかりでなく
黄色い蝶やテントウムシも出てきていい感じです。

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ふと足元を見るとノゲシが咲き
翅の破れたツマグロヒョウモンが…。
まだいたのかい、という感じです。
きっと蜜を吸っているのでしょう。
成虫で冬は越さないでしょうから
わずかな命かもしれないけど
おいしい蜜を味わってほしいものです。

元気にたくさんの白い小さなガが飛び回っていました。
フユシャクの仲間でしょう。
とまる時間を惜しむかのようにやたら飛んでいました。
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やっととまってくれたのを何とか撮りました。
クロスジフユエダシャクというのだと思います。
フユシャクは天敵の少ない冬を選んで活動しますが
ほとんどが夜行性。
このクロスジフユエダシャクは昼間飛ぶので
よく目立ちます。

と老眼の目にぼんやりと小さな線対称のものが目に入りました。
ついこの間までは直接なんでも見えたのですが、
老眼になると「線対称」の小さなものは「生きもの」という見方でみつけるようになるのです…。
カメラのファインダーで覗いてピントを合わせると
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フユシャクのメスです。
自力で見つけたのは初めてで一人喜びました。

これも立派な「ガ」。クロスジフユエダシャク♀。
フユシャクの仲間のメスは翅が退化してしています。
フェロモンを出してオスの飛来を待つのだそうです。
そしてフユシャクの仲間は冬に繁殖行動をする道を選んで進化したために
口は退化して餌を食べることはないそうです。

最後までノゲシの蜜を吸おうとするツマグロヒョウモンとは
生きるすべが全く違う。
当たり前のことですが、生きものは多様な生き方を選んで進化したため
それぞれ生き残ってきたのですね。
(都内公園にて)

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# by nabana05 | 2014-12-02 17:37 | 虫と動物 | Comments(0)

落ち葉いろいろ

自然感察川柳
お日様の 絵筆木の葉を 染め分ける

草と言葉復活です!
野暮用で少々忙しかったのを口実にしばらく(1年近く!)ブログをお休みしていました。
またぼちぼち更新していこうと思います。

落ち葉の季節。
「え、この木もこんなにきれいに紅葉するんだっけ?」
と私が思う代表的な木は「ケヤキ」です。
ときどき大木が燃えるように輝いていてどきっとします。
でも、この色はすぐにうつろってしまう感じです。

ケヤキの落ち葉を集めてみました。
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木全体がこの深い赤に染まっていることがあります。
でも落ち葉を持ち帰ってもすぐに色が変わってしまいます。

下の写真はみんなケヤキの落ち葉です。
色んな色に染まっていました。
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「何色」といえばいいのかな。
本で調べてみよう!
「色の手帖」や「日本の伝統色」という本を開いてみました。
一番左は「刈安色」というのが近そうだ。
ふむふむ、イネ科の植物カリヤスで染めた色…。
左から2番目は黄朽葉色?そのとなりは飴色。
一番右は鳶色とか小豆色。ガーネットも近い。

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この一番左の色、明るくてきれいな色。
「照柿」というのが近いのかな?
あとはくちなし色、菜の花色、きはだ色?
かなり適当です…。

色探し、ぴったり合わせるのはなかなか難しい。
でもしばし、自然の色を繊細に眺めていた先人の感覚に近づけました。

桜の葉や紅葉の葉の色はケヤキよりは長持ちするようです。
一日でぜんぶ茶色っぽくなってしまうケヤキですが
はかないだけに今の一瞬の色がいとおしい。

おまけ、ヤマボウシ。
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# by nabana05 | 2014-11-26 16:48 | 草と木 | Comments(2)

先取り

自然感察川柳
ファッションも 花も先取りで 
差をつける


 今日、ニュースで今年の流行色はビビッドカラーと言っていました。
まだ少し寒いですが、春の流行色を早くも身につければ注目を集めることまちがいなし!
 おしゃれなタレントさんが、ファッションは遅いのはだめでちょっと早いのがいい、と言っていました。
 つまり冬に春の服を、春に夏の服を、という先取りの方がおしゃれなのだそうです。

 私はずるずると前の季節の服をひきずるたちなのでせめて先取りの娘を探してみました。

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 昨日新宿に咲いていたソシンロウバイ。
 芳香が漂い、光沢のある花被片が美しい。
 これは栽培品種でもとのは下の花。

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 ロウバイ。これも昨日千駄ヶ谷で撮影しました。
 ソシンロウバイの方が花がおおぶりで華やかですが
 こちらの花被片の方が少し透明感がある感じで
 私は好きです。
 こちらは真ん中の花被片が赤っぽくなっています。
 中国の原産で江戸時代の初期に渡来したそうです。

 ロウバイ属の学名はChimonanthus。意味は「冬の花」。
 ロウバイの種小名はpraecox。意味は「極めて早く現れる」。
 ロウバイはいち早く咲くのが一番の特徴なのですね。。
 明るく目立つ黄色い色に芳香も加えて
 虫を引き寄せます。
 でも、厳寒期のせいか、あまり虫が来ているのをみかけません。
 そのかわり、ヒト(カメラつき)はたくさん引き寄せられているようです。

 初夏にはソシンロウバイもロウバイもめでたく受粉したくさん実をつけているのをみかけます。
 
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 仲間たちはなぜかこれを「こぶたちゃん」と言います。
 頭の固い私にはさいしょよくわからなかったのですが
 ピンクの胴体と前の開いたところが鼻かなー?と思えます。

 この実、なにをしたいかよくわからないところがあります。
 散布方法がよくわからないのです。
 風に飛ぶでもなければ、タネの大きさからして鳥も散布できないでしょう。
 熟すと堅そうで動物が周りを食べるとも思えません。
 中には平べったいタネが数個~十数個入っています。
 実の出口は小さくて、裂けてタネを落とすわけでもなく、
 どうやって増えようとしているのでしょう。
 何か私にはわからない秘密があるのかもしれません。

 日本にもともとなかったロウバイだけど、
 今は多くの人に春の風をいち早く届けてくれます。

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# by nabana05 | 2014-01-29 11:31 | 草と木 | Comments(2)

春を待つ

自然感察川柳
守られて ぎゅっと縮んで 春を待つ

杉並の公園の作業で出会ったものたちです。
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ふきのとう。
やっとひとつ、まんまるな花芽です。
まだ堅そうです。


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コクサギ。
重ね着コートの縁取りがちょっとおしゃれ。



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春を待つ顔1サンショウ
なんて言ってるのかな。



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春を待つ顔2ゴンズイ
優しそうな女の子?


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アオキは少しほどけています。
早くに花を咲かせてくれそうですね。


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ここにも春を待つものが…。
わかりますか?
アップしてみると…


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このサナギはほんとに周りの色と同じような色になっています。
アゲハチョウのさなぎだと思います。
このチョウがじっと春を待ち、無事羽化するとき
いろんなものがのびのびと展開していることでしょう。


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# by nabana05 | 2014-01-23 10:45 | 季節 | Comments(0)