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草と言葉

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葛西臨海公園今年もワンダーランド

葛西臨海公園で今年も観察会をすることになり
下見に行きました。
雨はやんだものの、前日との気温の差が12度という
震え上がる一日。
でも昨年は気付かなかったものが出迎えてくれました。

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オオミノガです。
オオミノガは幼虫でミノの中で越冬します。
そしてあたたかくなると蛹になり初夏に成虫になります。
オスは羽が生えて飛んでいきますが
メスは羽が退化していてこのままミノの中で一生過ごします。
というと一生暗黒世界か、と思いますが
幼虫時代はけっこう顔を出して葉っぱなど食べており、
それなりに外の世界も知っているのでは、と思われます。
オオミノガは外来の寄生蜂にやられ
数を減らしている、といいます。
でも今年はルートの途中で
たくさんみかけました。

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木の枝に発泡スチロール?
と思うのですが「イボタロウムシ」というカイガラムシの分泌物。
イボ・太郎・ムシではなく
イボタノキにつくイボタ蝋虫です。
この蝋は現在も販売中。(国産ではないようですが)
融点が高く、ベタベタしないので、
天然ワックスとして家具のつやだしなどに使われてきたそうです。
ふしぎですよねー。
オスがこの蝋物質のなかで育って9月ごろ
脱出して飛んでいくそうですが
なんだってこんなにたくさん分泌物を出すんでしょう。
どんな栄養をとるとこんなに出せるんでしょう。
一方メスは翅はもちろん足も退化して動かない道を選びました。
こんな感じ…。
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これはもうカラだけだと思うのですが、まだ生活史は調べ中で
よくわかりません。

人は昔っからこんな虫たちにも注目して
ミノムシは秋の風物
イボタロウムシは高級なロウとして
身近だったようです。

最後に…
寒さに震えていたのは人間だけではなく
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最近のあたたかさのせいか
咲いてしまった桜の花…。

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by nabana05 | 2011-12-05 10:17 | 虫と動物
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