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草と言葉

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カテゴリ:こども( 5 )

歯が抜ける

子どもの歯が抜け替わったとき、
枕の下に入れるとコインに変わる。
保育園のときお母さんがアメリカ人のお友達がいて
その子の歯が抜けたらコインに変わったという話を
聞き、うちの子どもは歯の抜けるのを楽しみに
するようになった。
あんまり楽しみにするのでうちでも
コインに変えざるを得なくなった。
「どうして歯がお金になるのだろう」
娘の想像。「神様は年寄りなので、歯が抜けて
入れ歯を作るために抜けた子どもの歯を使っている。
お金はそのお礼。」だそうだ。
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by nabana05 | 2007-05-26 06:47 | こども

ビービ―弾

6歳の娘とバスで大きな公園へ出かけた。公園の砂場で砂団子を作っていたら、そばにビービ―弾が二つ落ちていて、娘は団子のそばにくぼみを作りそこに入れていた。公園の近所に住んでいるらしい5、6歳の男の子が近付いてきて、「団子すごいね」などと話をしてきた。「あ、ビービ―弾だ」というので、娘が「持って行っていいよ」というとつまんでみて、「これ、ビービ―弾じゃない」という。「押したらへこんだ。」もう一個もつまんでみて「こっちはビービ―弾」という。
 よく、観察会に行くと、娘は何かの実とビービー弾を大人と違って同格に扱って拾う。確かに押して確かめたりすることもある。
 しかし、今回はよく似たのが二つそばに落ちていたので疑わなかった。「こんなビービー弾もどきの実もあるのだー」と驚いた。色はほんもののビービ―弾がはっきりした黄色で、実の方ががあせたような黄色だった。下の写真では時間がたち、実の色が変わってしまっている。本物のビービ―弾は娘が持っていたらどこかにやってしまって、並べて写真を撮れなかったのが残念だ。これは実を二つに割った所。中には種になりそうな白くてまわりに短い糸状のものが出ているものが入っていた。
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by nabana05 | 2006-07-28 04:05 | こども

はまぐり

お雛祭りだったので、蛤の潮汁を作った。
蛤を10個ぐらい、2%の食塩水につけておいたら、足ものべーと出してすっかりリラックス?した感じになった。もうすぐ6歳になる娘はそれを楽しそうに見ていた。
「へえ、初めて見た。」というので
「前にも見たことあるよ。でも忘れたのかもね。でもいっつも貝おいしく食べてるじゃない。」
というととてもびっくりして
「貝って生き物だったのかー」
「え?なんだと思ってたの?」
「貝って貝っていう食べ物だと思ってた。」
そのあと急に、こわい、こわい、と言い出して見るのをやめてしまった。
貝を見せたあと食べたのは初めてではないが、今までは生きたものを食べてるという感覚にまでは結びつかなかったのだろう。
さて、潮汁ができてはじめは一瞬「いや」と顔をそむけたが、もともと貝好きなので、すぐ食べ出した。「貝死んじゃったね」と言いつつおかわりしていた。
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by nabana05 | 2006-03-04 06:22 | こども

博士の愛した数式

小川洋子さんの「博士の愛した数式」を読んだ。
たいへん評判になった本だが今まで読んだことがなかった。
記憶が80分しか持たない博士は、人とふつうに関係を持つことができない。
友達になっても80分後には忘れてしまうからだ。
しかし、家政婦の私とその子供「ルート」は博士と友達になった。
数学博士である博士は数式の美しさを人に伝える天才であった。
数式を通して人と人とがつながるなんて考えたこともなかった。
この本を読んで二人の恩師のそれぞれのことばを思い出した。
一人は高校生のころ英語を習っていた先生だ。体をこわして定職についていなかった父親ぐらいの年齢の人で、芸術にも文学にも造詣が深く、英語というよりも文化というものを教えていただいていた。「数学ほどロマンチックで美しいものはない」と言った。数学嫌いだった私は、その言葉を聞いても「??」だった。この本を読んでその言葉の意味がはじめてわかった気がする。
また、大学のときの恩師は「自分は遊びは嫌いだ。(たぶんこの遊びはこどもの遊びではなく、マージャンとかカラオケとかパチンコとかを指していたのだと思う)実質的に役に立つから。」と言った。
数式の美しさは実際の役には立たない。どんなに見事に問題をといてもそれだけのことだ。でも人はそれを求めずにはいられない。そしてその喜びを共有することで人と人はつながれる。それは案外忘れてはならない基本的なことかもしれない。
子供はこうした喜びを求めているのだろう。実際に役に立つことばかりに目がくらみやすいのはきっと大人の方なのだろう。
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by nabana05 | 2005-10-09 06:27 | こども

よみがえれ!テレビ脳っ子・ゲームっ子

安藤修平 著

国語科の授業が成立しないケースが増えてきている。幼いころからテレビ・ゲームを長く視聴することでこどもの脳が変化しているのではないか、という仮定に立ち、そのこどもたちの変化に合わせた実践とその原理をわかりやすく述べている。
あくまで実践家として現状に合わせた指導法を伝えるために書かれたものであるから、原因を問うことは副産物のようなものである。極端な話、テレビ・ゲームが真の原因でないにしてもいいのだと思う。イメージ優先・見かけが大切・言葉は聞こえているが意味内容が理解されていない、などの特徴は今そこにいるこどもたちの現状である。
導入・バイパス・伝えるといった実践の工夫。乗せる・盛り上げる・落とす・伝える、といった指導過程の考え方はこどもの言葉の現状に合わせる新しいものであるとともに、授業者自身が体で覚えていく感覚を理論化したものだと感じた。
また、「全体の景色」「個の景色」でわかりやすくこどもを評価する方法をいくつも示している。
たいへんといえばたいへんな作業だが、できるだけ簡略にみやすくひとりひとりをとらえようとする工夫がすごい。
読み終わると真にこどもの立場に立つということの尊さに感動を覚える。
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by nabana05 | 2005-08-18 06:51 | こども