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草と言葉

kusakoto.exblog.jp

カテゴリ:季節( 46 )

見上げれば雨雲

自然感察  5・7・5

驟雨やみ かまきりはまだ 雨宿り

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今日は台風からの熱帯低気圧が
ときおり強い雨を降らせたけれど
おおかた曇りでした。
雨が止んで1時間以上過ぎていたので
このカマキリがほんとに雨宿りをしたままで
ここにいたのかどうかはほんとはわからないけれど
そういうことにしてしまいました!

この夏は東京ではほんとに雨が多かった。
見上げれば雨雲。
降らないまでも、乾燥した抜けるような夏空は
少なかったように思う。
晴れている日も蒸していた。

広く日本を見れば、年々過激になる豪雨災害。
「観測史上最高」という言葉に驚かなくなってしまった。
世界を見れば、永久凍土の中のメタンガスが放出されるという。
毎年毎年より大きな災害が日本で、世界で起こっていくのだろうか?

一匹のカマキリから妄想が広がった。
妄想ならいいのだけれど。

ヤマハギ(たぶん)も雨上がり、風に揺れていました。
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by nabana05 | 2016-09-08 17:15 | 季節 | Comments(0)

アジアンタム

自然感察5・7・5
北風も 気持ちよさげな アジアンタム

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凄い北風に思わずコートの前を合わせて帰宅。
雨戸を閉めようと、窓を開けると、隣の家の塀との
狭い隙間に、青々とした植物たちが揺れていました。
ああ、これらのシダは常緑なんだなあ、と改めて認識しました。
一年中ほとんど日の当たらないところに
自然に生えだして繁殖しているアジアンタム。
やわらかな葉に見えるのですが冬の寒さにも乾燥にも耐えて
青々、つやつやして、北風もどこ吹く風、といった感じです。
常緑の草本はカンアオイ、ジャノヒゲなど
葉が厚くていかにも冬の寒さに強そうな印象がありますが
シダは冬枯れるものと、残るものとが葉の印象だけではわからない気がします。
触った感じなど違うのかもしれません。
今度もっとよく観察してみよう、と思いました。

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by nabana05 | 2015-02-15 17:43 | 季節 | Comments(1)

春を待つ

自然感察川柳
守られて ぎゅっと縮んで 春を待つ

杉並の公園の作業で出会ったものたちです。
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ふきのとう。
やっとひとつ、まんまるな花芽です。
まだ堅そうです。


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コクサギ。
重ね着コートの縁取りがちょっとおしゃれ。



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春を待つ顔1サンショウ
なんて言ってるのかな。



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春を待つ顔2ゴンズイ
優しそうな女の子?


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アオキは少しほどけています。
早くに花を咲かせてくれそうですね。


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ここにも春を待つものが…。
わかりますか?
アップしてみると…


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このサナギはほんとに周りの色と同じような色になっています。
アゲハチョウのさなぎだと思います。
このチョウがじっと春を待ち、無事羽化するとき
いろんなものがのびのびと展開していることでしょう。


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by nabana05 | 2014-01-23 10:45 | 季節 | Comments(0)

梅雨入りです

今日、東京も梅雨入りしたと気象庁から発表がありました。
用事の帰り近所の公園で…

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梅雨の時期、いつも季節の変化を味わいたくなって
俳句を作りたくなってきます。
花も少なく、雨が降っていると生き物も出てこなくなるから
かえって季節の気配を感じる感覚が研ぎ澄まされてくるのかも。
まあ、「作りたくなる」だけで作れるわけではないのですが…。

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トサミズキの葉っぱ。
水滴が丸くついてきれいです。
丸くなるのはきっと葉っぱがよく水をはじくからでしょう。
葉の裏で、小さなハエの仲間などが
雨宿りしていました。

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そしてこの時期は大好きなこの花。
ヤマボウシです。
緑濃くなる頃浮かび上がる白。
図鑑には花の中心の丸い花序を僧兵の頭に
白いのを頭巾にたとえた、という説が書かれています。
雨の中暗い日にこの花を見ると
いっそう清らかな感じがします。

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by nabana05 | 2012-06-09 15:36 | 季節 | Comments(2)

桃の節句

昨日はひなまつり!
女子人口が圧倒的に多い我が家でも
ちらしずしを作りました!

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いつもは3月2日(!)に出したりするお雛様も
今年は2週間以上も前(おそっ!)
から出して、今年は優秀でした。
娘たちも「これで嫁に行ける」と言っています…。


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桃の節句と言えばハナモモに菜の花。
定番です。

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ハナモモはかわいい赤いほっぺの女の子みたい。
サクラはすっときれいなお姉さん。
どうしてこのイメージの違いがあるのかなーー、
花の付き方(柄の長さ)が違うからかしら。

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菜の花は、女の子のイメージはあんまり浮かんできません。
「これは食べられるかな」「千葉県」がまず浮かび
歌の歌詞から「おぼろ月」…。
詩人にはなれませんね。


桃は「桃太郎」などもあるように
古来霊力のあるものと考えられていたようです。
そこまでいかなくても、
季節のものは人を元気にする力を持っている気がしますね。
その感覚見失わないようにしようーー。

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by nabana05 | 2012-03-04 06:58 | 季節 | Comments(2)

冬~都会の片隅で

杉並区内のふだん閉鎖している昔の屋敷林に
入る機会がありました。
高木で暗い感じの小さな林ですが
それでも木漏れ日がちらちらしていました。
そのなかに…。
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何かの食痕です。
やられているのはドバトでしょう。
羽だけしかありません。
1~2mに渡って羽が散る、本体はない。
オオタカの食痕によく似ています。
オオタカはある程度見通しのきくやぶで
獲物の羽を抜き、また別のところに持っていくことが多いようです。
いろんな場合があると思いますが。
杉並区でも大きな公園には
オオタカはえものをさがしに来るようなのでその可能性もあるでしょう。
えものを食べる時ちょっとしたヤブが必要なので
人があまり入らない林はもってこいだと思います。

2週間ほど前善福寺公園で、撮った写真。
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ふつうーー、の写真しか取れなかったのですが
手前の2羽のカルガモが首をのばしたり縮めたりしていたのです!
伸ばした瞬間に撮ろう!と思って構えたけれど
そんなこと私にできるわけがありません。
ほんもののカルガモダンスを見たい方は
「カルガモ 求愛」で検索するとYOU TUBEで
すてきな動画がいくらでも見られるのでした。
この2羽はすぐにダンスをやめてしまいました。
ちょっとごあいさつしただけ、といった感じ。
でも鳥のさえずりが耳に着くようになってきました。
「りりりり…」というカイツブリの高い声が水面にひびきます。
寒いけれど、鳥のペアリングはだいぶふえてきたようです。

私は観察会をやったり、ビオトープで作業していますがときに
さまざまの準備や事務に忙殺され
「なにしてるんだろう…」という気分になります。
そんなとき私の一番の願いは「自然の力を信じたい」ということだったな、
と思い出すのです。
都会の自然は偏っていますが
その条件のなかで生き物たちは必死で生きています。

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うちの前の電線に昨日止まっていたツグミ。
すこしぼけていたのででフォトショっプエレメントで加工したら
なんだか青空になってしまいましたが
ほんとは曇天でした。
今年はツグミをなかなか見かけず、どうしたのかしら、と思っていました。
鳥をよく見る人は口をそろえて「小鳥が少ない!」
と言っていました。
寒いので花も少なく、食料がなくて移動しているのかもしれません。
ようやく最近になってツグミをよくみかけます。
「エサが少ないけど、がんばるよ」
ときりっとしているように見えます。
偶然複数の箇所の公園でキヅタが
根元から切られているのを見かけました。
キヅタは鳥の冬の食料として重要ですが
そのようなことは一般的にはあまり知られていないのでしょう。
キヅタはフジみたいにしめつけるような
悪さはしない植物です。

気候などによって小鳥の数が変動するのは仕方のないこと。
でも、小鳥にとって東京の環境はどう変化しているのでしょう。
鳥の住みやすい環境を感じ取る私たちの感覚は年々薄れる一方なのかもしれません。
鳥のすみやすい環境は実は私たちも住みやすい環境、という感覚。
この感覚を取り戻してくれるのは、やはり自然の力なのではないかな、と思っています。

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by nabana05 | 2012-02-23 13:04 | 季節 | Comments(0)

秋は必死!

小学校の授業の下見に都内の雑木林に行きました。
自然をよく見始める前は
秋の野は冬に向けて活動が終息していく時期…。
すべてが静かになっていく…。しみじみ。
と思っていましたが…。
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コセンダングサ(シロノセンダングサ)の蜜を吸いに来たハナアブ。
コセンダングサの咲き乱れる一角は
羽音もあふれんばかりにたくさんの
ハナアブやミツバチなどが訪れていました。
コセンダングサがこんなに人気者だったとは!
キク科の外来種。
キク科の花は小花の集合なので
なんだかちょこちょこ蜜がなめられて
楽しそうですね。

昆虫が花粉を運んでできるのが…。
コセンダングサの実。
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このトゲもすごいですが拡大すると…
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一つ一つの実に逆さトゲまで生えて
「絶対にひっついてやる」という気概の感じられる
ひっつきむしです。

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ノハラアザミに何蜂でしょうか、
花粉にまみれています。
キク科の植物の花に来ている虫は
写真が撮りやすいのです。
一つの花(実際にはたくさんの花の集まり)で
夢中になって蜜を吸っているので動きません。
なるほど、キク科の花はたいへん進化した花、
と聞いたことがありますが、昆虫にとっても花にとっても
効率がいい感じがしますね。

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オケラです。
魚の骨のような苞葉が花をかこんでいるのが見えるでしょうか。
古くから薬草、食用として人々と密接だった植物だそうです。
京都の八坂神社のおけら参りはこのオケラを
まぜた火をたいて火種を縄を回しながら持ちかえり
新しい年の無病息災を祈るということですから
神聖な植物でもあったのですね。
関東でどのくらい利用されていたか
調べてないので違うかもしれませんが
かつては恐らく里山の恵みをくれていた植物。
今はあまり見られません。
これも吸蜜中。

秋の野はにぎやか!
植物も生き物も冬に備えて頑張っているわけです。
私も冬に備えて頑張って…
栄養をたくわえよう!?
いえ、そこはもう頑張らなくてもよいようです。

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by nabana05 | 2011-10-14 05:39 | 季節 | Comments(4)

草紅葉

4記事前に書いたカラスノゴマが
紅葉し始めました。
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増えすぎてたいへんなカラスノゴマですが
この草紅葉の美しさが気に入って
狭い通路に無理してまきました。
去年はプランターに植えていましたが
小さいのしかできなかったので今年の方が
ずいぶんきれいな紅葉です。

エノコログサも意外とかわいい。
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これはあいている鉢の土がそのままになっているところに
(何か生やそうという意図はなく、単なるものぐさです)
勝手に生えてきました。
紫色をしているタイプのエノコログサです。

去年、近所のお煎餅屋さんがいろいろな色の
エノコログサを活けていて
とてもかわいかったので聞いて見たら
場所は忘れましたが、野原で取ってきたそうです。
紫色のや白っぽいふつうの、金色のかがやくものなど
いろいろ生えていたそうです。
ほとんど「雑草」に近い草でも楽しめるものなのですね。

私は勝手に生えてきたもののうち
外来種は抜き取り、在来種は一種類ずつくらい残しておきます。
他には、イヌタデやカヤツリグサが勝手に生えてきて少しだけ残してあるもの。
これらは増えすぎると庭は荒れた感じになりますが少しだと悪くないです。

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by nabana05 | 2011-10-11 10:55 | 季節 | Comments(2)

秋の庭

季節はめぐりすっかり秋めいてきました。
またしばらくブログをご無沙汰してしまいました。

我が家は土の面積は家のぐるりの細い通路だけで、
あとはコンクリートに鉢を置いています。
「庭」というほどの広がりはありません。
今年は野草の種を植えたり、縮小するビオトープから処分するという
植物をいただいたりして賑やかになりました。
もっとマメに手入れするといいのですが
このブログ同様、水やり以外の世話をせずに
一か月くらいすぐたってしまうのでした。

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カラスノゴマ。
ちょっと面白い形の花ですね。
シナノキ科。シナノキ科の草というのはあんまりなじみがないです。
この花のタネが細い鞘にびっしりとゴマのようなので「カラスノゴマ」。
伸びているのは「仮おしべ」というのだそうです。
花粉を出すおしべは中の方にあります。
仮おしべにも花粉がつくので、昆虫に花粉を運んでもらうチャンスが多くなる、
と書いてあるサイト石川の植物を発見。
丈夫で増えまくる野草ですが
なかなかに奥が深そうです。
花もかわいいですが、草紅葉がなかなかきれいなのです。

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お豆です。
ヤブツルアズキ。アズキの原種。
もうすぐ豆がはじけるとクルクルと鞘がまいておもしろいです。

こんな植物をたくさん植えたせいか
今年は庭で「ササグモ」を見かけ「クサグモ」が網を作りました。
クサグモは家の周囲の植え込みにもいるので周囲からの侵入かも知れませんが
ササグモは私にくっついてきたか、植物にくっついてきたのでしょうね。

また、2週間ほど前にこんなのも!
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自宅で見るのは何十年ぶりでしょう!
せっせと移動してたちまち草の影に見えなくなってしまいました。
私は実家に住んでいますが、ミノムシを見ると
なぜか小学校5年生のときに亡くなった祖母と一緒に見ていた風景や
母と箱の中に入れて折り紙を刻んでおりがみでミノを作らせようとしていた場面を
思い出し、むしょうに懐かしくなります。

出所は分かりませんが、野草がうっそうとしてくると
鉢植えでも生き物が増えていくのだなーー、と実感します。
書籍紹介の一番下にある「里庭ガーデニング」のような庭。
あこがれます…。
「里庭」はムリですが、生き物を呼ぶ庭は目指したいものです。


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by nabana05 | 2011-10-01 04:23 | 季節 | Comments(0)

不思議な物体~これも春の風物詩??~

芽ぶきの春!
玉川上水を歩きました。
寒くて震え上がった昨日の日曜日、
それでも10日前よりずいぶん季節はすすみました。
ニリンソウ、ムラサキケマンも花をつけていました。

そして
何やら不思議な物体発見!
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木にとりついているかのような
ウネウネと鮮やかな物体です。
「粘菌」か、という声もありましたが
調べてみると

http://www.pref.iwate.jp/~hp0316/n_center/topics/vol189gozonji.html

樹液に酵母菌が繁殖したらしいです。
この木の樹種はミズキではなかったですが、それでもヒコバエを切られ、そこから樹液が滴っていました。
樹液がもっとも上がる春先に良く見られる、と書いてあるページもあり
春の風物詩と言えるのかも…、と思いました。
東京都薬用植物園では最近切られたらしい木の切り株に樹液がたまり、
そこが一面オレンジ色になっていました。
切られた木の抗議の色か…?
いえいえ、昔の人は感傷にひたったりせずこれを味噌汁に入れて食べたのです!
人間は強い!

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by nabana05 | 2011-04-04 06:05 | 季節 | Comments(2)