上野の春
2010年 04月 16日
日曜日、小学生の娘とその友達とともに科博の大哺乳類展を見に出かけた。
大哺乳類展もおもしろかったのだが、
もうひとつの目的は、両大師と国立博物館のお庭である
このあたりは娘たちの好みではないので、
あとでアイスを買ってあげるということでつきあってもらった。
まず両大師でのお目当ては」「御車返しの桜」。
看板には「後水尾天皇が京の寺でこの桜をみたときあまりの美しさに牛車を返したため」
とある。
桜の品種は複雑なのでまったく同じものかどうかなどは難しいと思うが
由緒あるいわれももっともと思わせる美しい桜がこぼれんばかりに咲いていた。
一重と八重が一枝に咲くという。
八重というのはボテボテの八重かと思ったらそうではなく
2重咲きのように、花弁が6枚以上の花が混ざっていた。
上品な華やかさだ。
写真では右から2番目の花が2重になっているのがわかるだろうか?
さて、次は国立博物館のお庭である。
春と秋の2回公開されている。
お金をいくら取られるのかなと思ったら、常設展の券で見られた。
お庭も常設展の一部なのだそうだ。
上野の自然を解説した本に
「国立博物館の庭は江戸時代のタイムカプセル」と書いてあり
(『上野のお山を読む』上野の杜事典編集会議編)
一度見たいと思っていた。
国立博物館は明治13年の創建。
庭の中にかつての自然を残したまま時を経てきたといえるそうだ。
裏手に入ったとたん、すっきりした姿のカントウタンポポが目に入った。
都心ではなかなか見られない。
また、ニリンソウやセントウソウ、ムラサキケマンなど雑木林の植生が
見られた。
ただ、目立つのはショカッサイ。栽培もしているようで
一面ムラサキのじゅうたんのようなところもあった。
ショカッサイは中国の花で第二次世界大戦前後人工的に種をまいて
増えたものなので
きれいだけれど、タイムカプセルとは言えない。
ふと、濃い紫の花を足元にみつけた。
キランソウだ。
ニリンソウ程ではないと思うがそれでも
ちょっと自然度が高くないと見られないと思う。
数はほんのわずかだけれど
「タイムカプセル」の感じがした。
大哺乳類展もおもしろかったのだが、
もうひとつの目的は、両大師と国立博物館のお庭である
このあたりは娘たちの好みではないので、
あとでアイスを買ってあげるということでつきあってもらった。
まず両大師でのお目当ては」「御車返しの桜」。
看板には「後水尾天皇が京の寺でこの桜をみたときあまりの美しさに牛車を返したため」
とある。
桜の品種は複雑なのでまったく同じものかどうかなどは難しいと思うが
由緒あるいわれももっともと思わせる美しい桜がこぼれんばかりに咲いていた。
一重と八重が一枝に咲くという。
八重というのはボテボテの八重かと思ったらそうではなく
2重咲きのように、花弁が6枚以上の花が混ざっていた。
上品な華やかさだ。
写真では右から2番目の花が2重になっているのがわかるだろうか?
さて、次は国立博物館のお庭である。
春と秋の2回公開されている。
お金をいくら取られるのかなと思ったら、常設展の券で見られた。
お庭も常設展の一部なのだそうだ。
上野の自然を解説した本に
「国立博物館の庭は江戸時代のタイムカプセル」と書いてあり
(『上野のお山を読む』上野の杜事典編集会議編)
一度見たいと思っていた。
国立博物館は明治13年の創建。
庭の中にかつての自然を残したまま時を経てきたといえるそうだ。
裏手に入ったとたん、すっきりした姿のカントウタンポポが目に入った。
都心ではなかなか見られない。
また、ニリンソウやセントウソウ、ムラサキケマンなど雑木林の植生が
見られた。
ただ、目立つのはショカッサイ。栽培もしているようで
一面ムラサキのじゅうたんのようなところもあった。
ショカッサイは中国の花で第二次世界大戦前後人工的に種をまいて
増えたものなので
きれいだけれど、タイムカプセルとは言えない。
ふと、濃い紫の花を足元にみつけた。
キランソウだ。
ニリンソウ程ではないと思うがそれでも
ちょっと自然度が高くないと見られないと思う。
数はほんのわずかだけれど
「タイムカプセル」の感じがした。
by nabana05
| 2010-04-16 12:32
| 緑地訪問