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草と言葉

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ヒメカンスゲの花

玉川上水緑道にでかけました。
木はウグイスカグラやアセビの花、
芽がふくらんだ木々がにぎやかな
春を連想させてくれました。
草のほうはまだ、おそるおそる顔を出し始めた
という感じでした。
そんななかでこんな花が…。
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雑木林などに多い、ヒメカンスゲです。
アップしてみると…
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地味ですが、ちゃんと咲いています。
これは、雄花。白いひげひげは雄しべ。
では雌花はというと…
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写真が小さめですが、茎のなかほどから
出ている小さい穂がめしべです。
茎のてっぺんに雄しべが出て花粉を出し
めしべは茎の中ほどからいくつか穂をだして
やがて実になるのです。
数年前、初めてこの花を教えてもらったとき、大先輩から
「ヒメカンスゲの花はトウモロコシみたいなのよ」
と言われました。
私は「これって花なんだー」というところに感心していたので
いきなり「トウモロコシ」と言われて驚いたのですが、
雄花と雌花の付き方はトウモロコシといっしょだったのです。
ヒメカンスゲの他の特徴は忘れても「トウモロコシ」というのは
覚えています。
あのトウモロコシも
この目の前にある小さな小さな雌花も、
同じようなつけ方で実をつける、というのは
あたりまえのことでも、なんだか不思議なことでした。
ヒメカンスゲがなんとなく違って見えてきたのを覚えています。
目立とうが目立たなかろうが、同じように命は着実に
生きようとしているのですねー。

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by nabana05 | 2011-03-27 17:23 | 季節
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