ブログトップ

草と言葉

kusakoto.exblog.jp

先取り

自然感察川柳
ファッションも 花も先取りで 
差をつける


 今日、ニュースで今年の流行色はビビッドカラーと言っていました。
まだ少し寒いですが、春の流行色を早くも身につければ注目を集めることまちがいなし!
 おしゃれなタレントさんが、ファッションは遅いのはだめでちょっと早いのがいい、と言っていました。
 つまり冬に春の服を、春に夏の服を、という先取りの方がおしゃれなのだそうです。

 私はずるずると前の季節の服をひきずるたちなのでせめて先取りの娘を探してみました。

e0047581_10534435.jpg

 昨日新宿に咲いていたソシンロウバイ。
 芳香が漂い、光沢のある花被片が美しい。
 これは栽培品種でもとのは下の花。

e0047581_1056997.jpg

 ロウバイ。これも昨日千駄ヶ谷で撮影しました。
 ソシンロウバイの方が花がおおぶりで華やかですが
 こちらの花被片の方が少し透明感がある感じで
 私は好きです。
 こちらは真ん中の花被片が赤っぽくなっています。
 中国の原産で江戸時代の初期に渡来したそうです。

 ロウバイ属の学名はChimonanthus。意味は「冬の花」。
 ロウバイの種小名はpraecox。意味は「極めて早く現れる」。
 ロウバイはいち早く咲くのが一番の特徴なのですね。。
 明るく目立つ黄色い色に芳香も加えて
 虫を引き寄せます。
 でも、厳寒期のせいか、あまり虫が来ているのをみかけません。
 そのかわり、ヒト(カメラつき)はたくさん引き寄せられているようです。

 初夏にはソシンロウバイもロウバイもめでたく受粉したくさん実をつけているのをみかけます。
 
e0047581_11112215.jpg

 仲間たちはなぜかこれを「こぶたちゃん」と言います。
 頭の固い私にはさいしょよくわからなかったのですが
 ピンクの胴体と前の開いたところが鼻かなー?と思えます。

 この実、なにをしたいかよくわからないところがあります。
 散布方法がよくわからないのです。
 風に飛ぶでもなければ、タネの大きさからして鳥も散布できないでしょう。
 熟すと堅そうで動物が周りを食べるとも思えません。
 中には平べったいタネが数個~十数個入っています。
 実の出口は小さくて、裂けてタネを落とすわけでもなく、
 どうやって増えようとしているのでしょう。
 何か私にはわからない秘密があるのかもしれません。

 日本にもともとなかったロウバイだけど、
 今は多くの人に春の風をいち早く届けてくれます。

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
よかったらクリックお願いいたします      
 

 
[PR]
by nabana05 | 2014-01-29 11:31 | 草と木
<< 落ち葉いろいろ 春を待つ >>