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草と言葉

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大泉を歩く2  白子川井頭

牧野記念庭園を出て、団地や住宅街を通り、井頭へと向かう。
井頭は白子川の水源だ。途中、井頭憩いの森へ寄る。コナラなどの多い雑木林だ。今の季節は葉が落ちて明るく日が差していた。かなり広い林である。雑木林に咲く草花も植えてあるらしく、季節ごとの変化が楽しそうである。小枝に百舌が止まっていた。杉並では身近に百舌を見たことはないが、練馬には住宅街の中に百舌が来るのだなあ、と感心した。
憩いの森は地元の方の私有地のようだ。雑木林を解放し、区で管理しているらしい。練馬区はトナリの区なのに、ずいぶんと違う。本天沼にあった雑木林、やはり地主さんが解放してくれていたが、もうなくなったとずいぶん前に聞いた気がする。個人のお屋敷や、社寺が残している以外の雑木林はあまり思いつかない。練馬の憩いの森は50箇所以上と聞いたことがある。役所ばかりでなく、区民の意識が高いのだろう。
井頭はすぐそばである。
湧水が湧き出すところには青々とした藻が生え、源流らしかった。住宅街の中の水源ということであまり期待もしていなかったのだが、予想以上の場所である。こうした環境を保全するために「白子川源流・水辺の会」などの人々が活動を続けているのだ。白子川は両岸こそ護岸工事されているものの、川底はもとの土を保っており、コンクリで囲まれた杉並区の妙正寺川や善福寺川を見慣れた目には新鮮に映った。
河岸に見事な大木があった。深い割れ目の樹皮であった。名前がわからず近付いたらヤナギであった。花の咲く時期はさぞ見事なのではないか、と思った。区の天然記念物に指定されているそうだ。
白子川の流れに沿って歩いた。青い水草、ところどころにカルガモがのんびり泳ぎ、おじさんがえさをあげていた。コサギもいた。川幅、周りの風景は妙正寺川ともあまり変わらない。しかし、川底が土のままであるというだけで(もちろん清掃などの努力のたまものでもあるが)こんなに豊かなのか、と驚いた。
線路を渡って、また川沿いに出て歩くと、今日の最後の目的地小泉牧場に着く。
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by nabana05 | 2006-01-17 22:33 |
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