ちょっと前ですが仲間がこんな葉っぱを見つけました。

いわゆる「絵書き虫」とか「字書き虫」と呼ばれているものです。
ハモグリバエの仲間が葉にもぐって、中を食べ進んだあとが白く字のように見えています。
ハモグリバエは葉の中で産まれ、食べ進みながら大きくなります。
だから、一筆書きのような食べ痕の片側は細くてだんだん太くなり
やがて線が終わるところで葉の外に出ています。
外に出てから蛹になるのだそうです。
その近くにはこんな葉も!
これは変わっています。
どうしてこのハモグリバエはふちどったのでしょうか。
向かって右側で産まれてぐるりと一周。
左側で出ているようです。
これはこういうことをやる種類のハモグリバエなのか。
個人の趣味で外側をかじったのか。
一度決めたこ方針は曲げないがんこなやつだったのか。
ただのハモグリバエなのにいろいろつっこみたくなってきます。
自然感察5・7・5
コンセプト 聞かせておくれ 字書き虫