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草と言葉

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おひさまのたまご

この間、図書館で絵本を3冊借りた。どれもみなおもしろかった。
『やさいばたけははなばたけ』(広野多珂子作・絵 佼成出版社)『おまたせクッキー』(ハッチンス作・絵 乾侑美子訳 偕成社)『おひさまのたまご』(エルサ・べスコフ作・絵 石井登志子訳 徳間書店)。
小1の娘のために借りてきたのだが、娘は一べつして、「ふうん、ずいぶんおかあさんぽいのばかりだね」 。とはいえ、娘も『おひさまのたまご』はとても気にいったようだ。べスコフの絵本はどれもいいけれど、これは特に楽しい。森に落ちていたおひさまのたまご(実はオレンジ)。それをめぐって妖精たちやカエルたちがいろいろやりとりをする。それがなんだか自然でほんとに森の片隅でこんなことがありそうな感じだ。太陽をいっぱいあびたオレンジの明るさと芳香が絵本の全体に漂っている。スカスカのオレンジがあるのは妖精たちが中のジュースをわらのストローでちょっと失敬したということだ。柑橘系のスカスカはがっかりだけど、こう考えるとうれしくなる。
これを読んだあとみかんにスカスカのふさがあったので「あ、妖精が飲んだのがある!」と言ったら娘は「ちょうだいちょうだい」と大喜び。
何事も気の持ちようで見方が変わるもんです。
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by nabana05 | 2006-12-12 17:01 |
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