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草と言葉

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湖西逍遥2 鮒ずし

琵琶湖と言えば鮒ずし。
鮒ずしと言えば琵琶湖。
というわけで高島へ。
駅前になぜかある大きなガリバー像が迎えてくれます。
車道からすこし入ると道の真ん中に水路があり、
素早い魚やハゼもいて涼しげです。
老舗「喜多品老舗総本舗」は静かな住宅の続く街並みの中にあります。
店内に立ちこめるすっぱくおいしそう乳酸菌の香り。
案内を請うと向かいの家に案内してくれた。
入口はしもた屋ふうだが、中には座敷があり、
庭がガラス越しに見える。カエルも鳴いている。
鮒ずしが他の琵琶湖料理とともに美しく盛り付けられて供される。
原料のニゴロブナはいまや貴重なのである。
量は少しだがゆっくりとかみしめながらいただく。
酸味がきいていてうまみが口の中に広がる。
一つ一つの料理に細やかな気配りがされていて
たいへんにおいしい。
鮒ずし茶漬も逸品だった。
鮒ずしの歴史はたいへんに古い。
琵琶湖の奥の深さを堪能できる。
喜多品のある街並みは風情はあるが一見住宅街である。
何もないようだが実は奥深い文化が隠れている。
店を守る方々も老舗の格式の高さなどは感じさせない
あたたかな着飾らない雰囲気の方々だった。
でも見えないところでの苦労は並大抵ではないはずだ。
関西の歴史の長さは関東とは違うと改めて感じた。
ところでニゴロブナ激減の大きな原因を作ったのはブラックバス。
ブラックバスも琵琶湖博物館で天丼になっているらしい。
ニゴロブナだけ食べるのは片手落ちだ、と同行した友人が言う。
今回は時間がなくて果たせなかったが、
今度は生態系のバランスのためにバス天丼を食べに行かなくちゃ。
写真の左斜め上の高杯に乗っているのが鮒ずし。
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by nabana05 | 2008-08-03 13:17 |
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