庭の雑草
2008年 09月 05日
花を見てやろうと、抜かずに大きくしたら
ようやく花が咲き出した。
四角い茎、唇状の花弁、てっきりシソ科だと思って
シソ科ばかりを調べていた。
先日、とある観察会の下見で同じ花が咲いていたので
講師の方にうかがったら「キツネノマゴ」ということだった。
何度か人に教えてもらったことがあるが忘れていた。
身近な雑草である。
「キツネノマゴ」とはなんとなく親しみやすい名前だ。
花穂を小さなキツネのしっぽに見立てたという。
または、ほんとは狐のお孫さんではなく、
「キツネノママコ」らしい、
ママコナに似ているけど、だまされちゃいけないよ、
という説もあるようだ。
ママコナと確かに葉が似ているけれど、
花はママコナの方がずっと立派。
でも、「キツネノマゴ」もけっこうかわいい。
シソ科とはおしべの数や一個の花から
春のキュウリグサも同じ通路に出てくるが、
毎年出てくれるといいなと思った。